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「第86回分析化学討論会」にて、CO₂吸収プロセス用アミン吸収液中の微量成分分析方法に関する研究成果を発表しました

2026年5月30日〜31日、福岡県久留米市で開催された(公社)日本分析化学会主催の第86回分析化学討論会において、当社はポスターセッションに参加し、CO₂吸収プロセスに用いられるアミン吸収液中の微量成分の分析方法に関する研究成果を発表しました。

アミン系吸収液は、排ガス中のCO₂を化学的に吸収する重要な媒体です。しかし、長期間の使用に伴い、熱分解や排ガス成分との反応により劣化が進行するため、微量成分を正確に把握することが求められています。

本研究では、こうした課題に対応し、CO₂回収の効率向上および装置の安定運転に寄与することを目的として、アミン吸収液中に生成・蓄積する微量成分を高精度に分析する手法の確立を目指しました。

具体的には、代表的なアミン溶液を対象に、前処理条件および分析手法の最適化を実施しました。固相抽出やパージ&トラップ法によりマトリックスの影響を低減し、LC-MS/MSによる測定と組み合わせることで、微量成分を効率的に分離・定量できる手法を構築しました。その結果、従来の分析では検出が困難であったニトロソアミン類やメチルアミンなどの低濃度成分についても、安定した測定が可能となりました。

本ポスターセッションでは、これらの成果について多くの研究者と意見交換を行い、有意義な情報共有の機会となりました。今後は、実機試料への適用や長期運転下での成分変化の解析を進め、さらなる高度化を図っていく予定です。

学会の概要

学会名 第86回分析化学討論会
主催 (公社)日本分析化学会
開催期間 2026年5月30日(土)、31日(日)
開催場所 福岡県久留米市

第86回分析化学討論会 実行委員会ホームページ
https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/jsac86touron/

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