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受託試験・解析

Entrust Testing and Analysis

バイオテクノロジー解析

環境DNA解析

魚類、両生類、水生昆虫等、環境中に存在するDNA(環境DNA)を分析することで、網羅的な生物調査を行います。

当社は環境DNA学会に所属し、「環境DNA調査・実験マニュアル」に準拠した分析を実施しています。

あわせて、環境省 自然環境局 生物多様性センターの「環境DNA分析技術を用いた淡水魚類調査手法の手引き(第3版)」や「MiFish法に係る誤同定チェックシート」等(環境DNA調査ページ )を活用し、生物調査に精通した専門技術者が分析結果を精査することで、分析結果の留意点を含めた報告を行います。

当社は環境DNA保存液 (10%塩化ベンザルコニウム溶液) の使用に関する特許について使用許諾を得ています。サンプリングの際には、採取容器、保存液の提供も可能です。

私たちを取り巻く水の中には様々な生物を起源とする環境DNAが含まれています。環境DNA調査では、この水を採取容器に採水するだけで、特定の地域にどのような生物が生息しているかを網羅的に調査できます。この調査手法は、生物多様性の調査や絶滅危惧種のモニタリング(例えばオオサンショウウオ)、外来種の検出等に利用されています。
なお、環境DNAは時間とともに劣化するため、採取したサンプルに環境DNA保存液等を添加することにより情報の品質を維持する必要があります。

環境DNA学会
環境DNA学会は、環境DNA技術を活用して生態系の持続的利用と環境保全を目指す学会です。主な活動には、年に一度の学会大会、技術指導セミナー、公開シンポジウムの開催が含まれます。また、環境DNA技術の標準化や生物情報の管理と利用方法の研究も行っています。
https://ednasociety.org/

環境省 自然環境局 生物多様性センター
日本の植生や動植物の分布、河川・湖沼、干潟、サンゴ礁等の基礎的な調査やモニタリングを行う機関です。生物多様性の保全と持続可能な利用を目指しています。
https://www.biodic.go.jp/